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[インタビュー] ゲストハウス クロイツェル 小田島浩光様 久美子様

2015.7.9

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素敵なお店や宿がたくさんある蓼科・八ヶ岳エリア。
本サイトをご覧の皆様のなかには、これから開業を目指している方もいらっしゃるでしょう。

「インタビュー」では、
蓼科・八ヶ岳エリアでお店や宿を営業されている方の
開業にあたっての想いや、これから開業される方へのアドバイスをお伝えしていきます。

今回は2015年5月にオープンした「ゲストハウス クロイツェル」の小田島浩光様・久美子様にお話を伺いました。

第二の人生。仕事中心から趣味中心の生活へ。

ーはじめに、蓼科に移住されたきっかけを教えてください。

私たちは千葉県からの移住者なのですが、
八ヶ岳・蓼科は千葉からも日帰りや一泊で来られる山だったので
頻繁に通っていました。

八ヶ岳連峰の山々は、ほとんど登っていますよ。

ー移住前はIT関連のお仕事をされていたとのことですが、どうしてペンションを経営しようと思われたのでしょうか?

外資系のIT企業に勤めていました。
仕事中心の生活をしてきたのですが、第二の人生は趣味を中心にしていきたいと願っていました。

ペンション経営は、山登りやヨット(浩光様)、料理、カルトナージュ(久美子様)といった
自分たちの趣味を活かすことができると考えたんです。

経験もなく、友人には無謀だ、と言われたりもしましたが、
会社を早期退職し、東京都立職業能力開発センター高齢者校にて
半年間、ホテル・レストランサービスを学びました。

久美子さんのご趣味のカルトナージュ。フランスの伝統手芸で、クロイツェルでのワークショップも開催されている。

久美子さんのご趣味のカルトナージュ。フランスの伝統手芸で、クロイツェルでのワークショップも開催されている。

ー物件の決め手は何でしたか?

退職の4・5年くらい前から
なんとなく「八ヶ岳の近くでペンションをやりたいなあ」という気持ちがあって、
原村、富士見高原、車山、ピラタスなどいろんなペンションに泊まったりしていたのですが、

自分がやるとしたら、隣にすぐ建物がある場所よりも
自然に囲まれた場所がいいなと思っていました。

「隠れ家」のような、非日常感を大切にしていきたいんです。

そして前のオーナーご夫妻が本当に良い方で。
家具や食器等、営業に必要なものはほとんど譲ってくださって、
すぐに営業できる状態でした。

私たちは5月の連休中にオープンしたので
最初から大人数のお客様に来ていただき、うれしい反面焦ってしまったのですが、
前のオーナーの奥様が助けに来てくれました。

ペンションの人気メニューを伝授してもらったり、
近くにお住まいのこともあり、何か困った事があるとすぐに相談しています。

クロイツェルは蓼科高原の東急リゾート別荘地内にあるので、
道路部分の雪かきや共有地の整備等、東急が敷地内のメンテナンスをしてくれるということも決め手の一つでした。

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「働いた」実感。サラリーマン時代の給与とはありがたさが違う。
ー移住してみて、予想外だったことはありますか?

う〜ん。予想外だらけですね。
予想以上と言うべきかもしれませんが、
森の中なので、虫がとても多い。
虫嫌いの方は、こちらでの生活は辛いかもしれません。

そして寒い!夏は来るのだろうか・・・と心配になるくらいです。
でも何年か住めば慣れるのかなと思います。
私たちは床暖房をつけているのに、近所の方は半袖を着ていましたから。(笑)

ー夏になると木が繁って、かえってひんやりしたりするんですよね。
ペンション経営に関して予想外だったことはありますか?

忙しいときと暇なときの差がすごくあるので
気持ちの切り替えが難しいです。

サラリーマン時代は、決まった時間に会社に行って、仕事をして、
と毎日同じようなリズムで生活していたのですが、
ペンションの仕事はぜんぜん違う。
お客様はコンスタントに来るわけではないということですね。

時間のある時は、塗装や修理などペンションの建物のメンテナンスをしたり、
お客様に紹介するために近くの名所を訪ねていたりしています。
まだオープンしたばかりなので、徐々に慣れていければと思います。

サラリーマンとの違いという点では、収入に対する意識も変わりました。
手渡しで、現金をもらう。お客様が本当にありがたく感じます。

毎月口座に振り込まれるお金よりも、
「働いたんだな」という実感が湧きますね。
まあ、金額はぜんぜん違うんだけど・・・(笑)

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自己満足で終わらないこと。試行錯誤がやりがいにつながる。
ーこれからペンションを始めるという方に、アドバイスをお願いします。

黙っていてもお客様は来ません。
イベントを企画したり、旅行サイトやホームページ、SNS(ソーシャルネットワーク)など、ネットを活用したりして
様々な方法でペンションを知ってもらわなければ、と思っています。

そんな試行錯誤ができるのも、自営業の醍醐味ですよね。
どう他の宿泊施設と差別化していくか、
どうしたらお客様に「また来たい」と思っていただけるのか。
考えて行動してみて、成果が自分に返ってくることが、やりがいになっていると思います。

今は、一時のペンションブームの時代とは違って、
お客様がホテル、旅館なども含めた中で自分に合った宿泊施設をサービスを吟味して選ぶ時代です。
ペンション経営は当然リスクの大きいビジネスですので、
開業に際しては、初期投資をしすぎないことも大事だと思います。

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最小限の投資で魅力あるサービスを提供する。
お客様が喜んでくれないことには意味がありません。

ペンション経営は、ビジネスとして成功させるのは厳しい領域かもしれません。
でも、ここに住んでいると、本当に贅沢をさせてもらっているなあ、と感じています。
すぐに山にも登れるし、ここ(クロイツェル)にいるだけでしあわせですね。

都会のサラリーマンから一転、蓼科でペンションを始められた小田島様。「ここにいるだけでしあわせ」と笑顔でお話しされる様子が印象的でした。大人の隠れ家空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ゲストハウス クロイツェル
■ 住所 〒391-0301長野県茅野市北山4026-1208 東急リゾートタウン蓼科内
   
■ TEL 0266-60-2001/FAX 0266-60-2622
Email kreutzer3910301@po32.lcv.ne.jp

■HP http://www.lcv.ne.jp/~kpy91681/index.html

writer:及川 結

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