[インタビュー] Beer&Cafe 大麦小麦 岡部 美香 様
2016.4.23
本サイトをご覧の皆様のなかには、これから開業を目指している方もいらっしゃるでしょう。
「インタビュー」では、
蓼科・八ヶ岳エリアでお店や宿を営業されている方の
開業にあたっての想いや、これから開業される方へのアドバイスをお伝えしていきます。
今回は2016年6月で開業14年目を迎える人気のBeer&Cafe「大麦小麦」の岡部美香さんにお話を伺いました。
ーはじめに、茅野市に来られたきっかけを教えてください。
関東出身なんですけど、山登りが好きで、長和町のペンションで働き始めたんです。
ちょこっと働いて、また戻ろうかと思ってたんだけど・・・「帰りたくない!」って言って、そのまま住み着くことに(笑)。
とても楽しかったし、人間関係的にも居心地が良かったのですが、
北側の斜面にいたので日が沈むのが早くて、なんとなく寂しい感じがしていました。
そこで、気分転換に遊びに来ていたのが八ヶ岳だったんです。
八ヶ岳山麓は開けていて明るくて、ここは良い、次に住むならここだ、と思って
蓼科高原にあるレストランで働くことにしました。
ーそこからどのように開業されるに至ったのでしょうか。
その蓼科のレストランで、今一緒に大麦小麦をやっている相方に出会いまして・・・
「まあ、なんとかなるさ!」って勢いでお店を始めましたね。
あっという間にもうすぐ14年。
そんなんで良く続いてるなあと思います。皆さんのおかげさまですね。
ー物件の決め手は何でしたか?
ちょうど同じ時期にレストランを開業した知り合いが、この物件を教えてくれたんです。
「自分たちには条件が合わなかったけど、岡部さんたちにはちょうどいいんじゃない?」って。
ここはもともとスナックでした。
それでその知り合いと、不動産屋さんと夜に見に来たのですが、
窓から茅野〜諏訪の夜景が見えたんです。
「なんか眺め良さそうだし、ここにしよう!」という感じで決めてしまいました。
岡谷市にも物件候補があったのですが、
移住者が多いという面でも茅野市がいいなと思いました。
茅野市は、私たちと同じように、八ヶ岳が好きで移住してきた人がとても多いです。
同じものが好きということで、気の合う方が多くすぐに仲良くなれます。
同時に、この場所は山の上でもないので地元の方も来てくれるし、
諏訪中央病院の近くなので、病院関係の常連さんもたくさんいらっしゃいます。
あと物件は関係ないですが、B型の常連さんが多いです(笑)。
店主がB型らしさ全開だからかなあ。面白いです。
ー最後に、これからお店を始めたいと思っている方に一言お願いします!
蓼科、八ヶ岳山麓は、土地自体に力があると感じています。
集まってくる人たちも皆さん力があって魅力的。
私も失敗ばかりで、お客様にも失礼なことをたくさんしていると思います。
この土地の魅力と、お客様の広い心があってこそ、なんだかんだで14年目を迎えることができています。
あまり気を負わずに、「とにかく全部楽しむ!」気持ちでいるのが良いと思っています。
一緒にがんばりましょう!
大麦小麦
■ 住所 長野県茅野市玉川神之原4164-7
■ TEL 0266-73-7539
■ 定休日 木曜日
営業時間 平日 12:00~22:00(21:00 L.O.)
土日祝 11:30~22:00(21:00 L.O.)
■Blog http://blog.goo.ne.jp/omugi-komugi
■Facebook https://www.facebook.com/Omugikomugi
writer:及川 結